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工場便り

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乾燥工程

 今回は1番大事な所の乾燥の仕事内容をお話ししたいと思います。前工程で製麺された水分を含んだ、まだ「生」の状態の麺を「乾かす」作業を乾燥工程といいます。

 要するに、皆さんご存知の「洗濯ものを干す」と同じ作業をすることをいいます。なんだ洗濯干しかぁ!と皆さんお思いでしょうが、そんな単純じゃないんですね。

 麺の「水分」、乾燥室内の「温度と湿度」のすべてを1日かけて管理するのです。当然天気にも左右されます。春・夏・秋・冬、季節によって変わってきます。

 寒ければ乾きが悪い、暑ければ乾きすぎる、日々の天気にも常に関心を持って取り組む必要があります。うーめんを乾かす上で最大のポイントは急激な乾燥を防ぐことです。麺に急激な変化を与えると、乾燥の途中で折れたり、割れたりといった問題が発生してしまいます。

 いかがですか皆さん、乾燥の難しさを少しはわかっていただけたでしょうか?当社のうーめんを食べる際には「乾燥」のことをほんの少し思い出してみてください。

2010年11月  【乾燥工程担当 村上、佐久間】

セット詰め工程

 こんにちは! 今回はセットという部署の紹介をしたいと思います。

 セットは工場の最終工程とも言えます。常時2人で担当していますが、お中元やお歳暮時期の繁忙期は増員され3人~5人位で担当する事もあります。私達の仕事は主に前回紹介されたピロー工程から3束や4束に袋入れされた製品を化粧箱に詰め合わせをする仕事です。その他に卸売りの出荷やお土産品の包装・出荷、各催事・イベントの備品準備と片付け、その他細かい手作業もいろいろあり書ききれないほどです。そして、もうひとつ大事な仕事が、お客様からご注文をいただいた商品を梱包し発送・出荷する仕事です。品物と数量を間違えないように、包装紙やのし紙が移動により破れないように工夫と細心の注意を払います。

 お客様のお顔を思い浮かべながら心を込めて梱包しております。これからもよろしくお願いいたします。

2009年11月  【セット担当 我妻,遠藤】

結束・紙巻・麺取り工程

 今回は3人体制で作業をしている「結束・紙巻・麺取り工程」を説明します。

 結束は前工程で自動切断された麺を自動計量機に入れます。200gに軽量された18cmの温麺を両端2ヶ所で束ねます。

 麺の種類や届け先によって巻紙の種類を確認し、機械にセットします(巻紙の種類は数十種類もあるんです!)。1枚1枚紙を吸い上げ1束ずつ自動で巻かれます。

 次にコンベアに麺が流れてくるので、正確にきれいに巻かれてあるか、不良品はないか1つ1つ自分達の目で確認しながらカゴに並べ次の工程へ渡します。ここが麺取りという作業になります。立ち仕事で1日中機械に付いているので、地味で大変な仕事です。また、機械の調子によって体の疲れが倍増する時もあります。でもお客様の顔を思い浮かべながら皆様に美味しい温麺を食べて頂けるよう心を込めて丁寧にお造りしております。

 時間がおありでしたら是非見学にお越しください。お待ちしております。

2010年6月  【結束・紙巻・麺取り工程担当 三浦,島貫(と)】

ピロー(包装・箱詰め)工程

 こんにちは!今回は私達が担当しているピロー工程の仕事を簡単に説明したいと思います。

 この工程は常時二人が就いています。お客様が当社の商品を手にした時、箱を開けて麺が3本又は4本ずつ入っている袋を見られることと思います。その状態になるまでの仕事です。

 まずは前工程から、1本1本紙に巻かれた麺がバラバラのまま私達の所に流れてきます。その麺をそれぞれの本数ごとにコンベアへ入れていきます。流された麺は次に印刷されている1本のフィルムロールに包まれて、後ろ1箇所、両脇2箇所を熱で押さえ、同時に切られます。その袋に入った麺を箱に入れて完成です。

 工場に来て実際の作業を見ていただくともっと詳しくわかると思います。是非いらっしゃって下さい。お待ちしております。

2009年6月  【ピロー担当 鈴木(佐),小室】

手延べ工場(第2工場)

 こんにちは。手延べ部門担当の小野です。

 私達の従事している手延べ温麺について簡単に説明します。まず、前回まで紹介した製麺作業は「切り出し」式といわれるもので、麺帯を細く切り出して「温麺」の形を仕上げていくのに対して、「手延べ」式はその名のとおり多加水の麺帯を延ばして休ませ、延ばして休ませを繰り返し、最後まで延ばした状態で「温麺」の形に仕上げていく方法です。

 手延べ麺製造の仕事は、一年の気候変動を通して同じように業務がこなせるように、季節の変わり目などに加水の量を微調整したり、塩水の比率を変えたりと、手延べの眼に見える作業からすると実際はとても地道な作業です。しかし、私は代々伝わる技法を諸先輩方から学び、また後輩へ伝えてゆくべき大切な文化だと思っております。そして、この手延べの作業は400年の昔から今日に、そして未来へとつながってゆく大切な宝だとも思っております。

 コシとつるみのある手延べ白石温麺を是非ともご賞味あれ。

2009年3月  【手延べ麺製造担当 小野】

 

複合・切り出し工程

 つりがね印温麺ファンの皆様、晩秋を迎えていかがお過ごしでしょうか。

 今回は温麺を細く切り出すまでの工程の話をしたいと思います。

 小麦粉と食塩水を混合した「麺粉」を機械によって麺帯型にしてより密に塩水と小麦粉が水和できるように二枚の麺帯を一枚に合わせます。その後、一定の時間充分に水和するように「熟成装置」を使用して麺のこしを出し、表面を滑らかにします。この「熟成装置」が導入される前は、麺帯巻き取り作業という体力的に辛い作業がありましたが、現在はだいぶ楽になりました。熟成された麺の生地を回転ロールを通すことによって、引き伸ばしながら薄く加工し、同時に表面を滑らかにします。最後に回転式の「切刃」を使用して所定の厚さに延ばされた麺帯を細く切り出し、竹に掛けて次の工程へと移行します。

 白石温麺製造について興味のある方は是非工場見学をしてみてはいかがでしょうか。

2008年11月  【複合・切り出し工程担当 金子】

仕込み(混合)工程

 初夏の季節いかがお過ごしでしょうか?

 さて今回は、白石温麺の製造過程における最初のところ、「仕込み(混合)工程」についてお話したいと思います。

 仕込み方法は、主に混合する作業で、主原料である小麦粉と副原料の食塩水をミキサーで混ぜ合わせ「麺粉(めんぷん)」と呼ばれる状態を作ります。特に難しいことはありません。いたって簡単な作業です。しかしながら、シンプルさゆえ奥が深く難しい作業であると思います。

 まず一つは、仕込み工程が単純な二種類の原材料のみを使用し“ごまかし”がきかないという事です。通常加工食品には様々な混ぜもの、いわゆる添加物等が少なからず入っています。多くは品質保持の為、または見た目を良くする為等…。

 そこで白石温麺。伝統食品でありながら、添加物を一切使用しない、現代における安心・安全を兼ね備えた食べ物は、そうないのではないでしょうか。

 そしてもちろん、麺の味がほぼ決定する工程ですので、つりがね印白石温麺の伝統の美味しさを守り続ける為、日々徹底した管理を心がけていく次第です。

 

2008年6月  【仕込み担当 工場長 澤野】

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